セカイ系ってのがもう古いんだろうけど
ばるぼら × 四日市 対談『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 破』【前篇】
ばるぼら × 四日市 対談『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 破』 【後篇】
>セカイ系を、まず〈「君と僕」の関係が世界そのものの存在を揺るがすもの〉と定義して、それを「君と僕」の外の人達が知っていたら・知ったとしたらどうするのかな、と。
>「君と僕」の破局も避けようとするし、「君と僕」?がくっつくことも避けようとするんじゃないですか。
>世界が終わってしまうし、物語が終わってしまうから。
>第三者が「君」か「僕」にどんなに惹かれても退く。やはり世界が終わってしまうから。
キョンとハルヒがキスした後も結ばれることなくまた元の日常を続けるのはそういうことだったのか。谷川流がセカイ系を意識してハルヒを書いたってのはどこかで聞いたことがあったけど、単なるパロディにしかなってないと思っていたけど、こういうことを考えてたなら納得。どれだけハルヒがキョンの気を惹くため世界を改変しようと、破局を防ごうとキョンがどれだけ努力したとしても彼等は世界平和のためにくっつくことも離れることも出来ない。考えてみたらこんなに哀しい関係はないよな。二人の祝福も離別も認められないということは、つまるところ愛情も憎悪も全世界に否定されてるっていうことだから。
プリンセスチュチュの2クール目ラストを唐突に思い出したり。全世界=ドロッセルマイヤーの支配を乗り越えようとする話だったし。
キョンがハルヒに興味をなくして世界が崩壊するラストというのはどうだろうか
ハッピーエンドなら何回繰り返して、皆が説得してもキョンがSOS団を辞めて世界が崩壊するエンドを迎え続けて、ついにハルヒが自分でキスを帰してエンド。
今更?こんなの絶対誰か考えてるよな…
2009.08.17 | Comments(2) | Trackback(0) | アニメ・アニメーション
