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受験と英作文

200語程度の英語のレポートがでた。
ほかにも実験のレポートの再提出が溜まってるので、日本語で書いて翻訳ソフトを使うことにしたんだけど、とりあえずこんなものかと思って書いてみたら100語ちょっとしかなくて全然足りなかった。200語っていうのは思っていたよりも量が多い。160字で100語ちょっと。200語っていうのは、日本語で言えば400字程度の内容なのか。
そういえば、200語っていう単位って日本語で作文するときにはあまり使わない単位だ。大学受験のときは理系科目の対策に追われて英作文の勉強をあまりしていなかったが、たいてい、英作文といえば単語数で文章のだいたいの長さが決まっているように思う。
一方で日本語の作文の単位というと、文字数とか、400字詰原稿用紙の枚数が相場だろう。単語数で数えるというのは少なくとも自分は聞いたことがない。原稿用紙で数えるなら、今の200語というのは原稿用紙1枚分に相当する。内容的には、改行は1回程度で、3、4文書けば終わりだ。英語で書くというと大分ハードルが高いように感じるが、そう考えると大した内容は求められてない。気持ちの上では大分楽になる。

ブログなどを書いていると原稿用紙1枚なんてすぐ書けることがわかる。キーボードの方が早く字が打てたり、修正やコピペが楽なせいもあるが、一番の理由は、しょっちゅう文章を書くことで、原稿用紙1枚などという量が大したこと無い量だ、ということを実感するからだ。小学校のころの読書感想文なんてたかだか原稿用紙数枚程度なのだが、その数枚が全然埋まらなかった記憶がある。何とか埋めようとあらすじをありったけ詰め込もうとすると逆に感想が足りなくなってしまったり。原稿用紙数枚、文字数なら1000文字程度という量が、文章で表現するにあたっていかに少ないのかということを、理解できていなかったのだろう。
今でも書くのが大変だ、と感じる量はどのくらいか。前にも書いたが、私は多分原稿用紙でなら10枚、4000字を超えてくるとそう感じてしまう。書くだけでも大変だし、書き終わったときには、少なからず疲労感がある。いきあたりばったりで書いているとこのあたりから内容が怪しくなってくる。起承転結、序破急の間隔がつかめなくなり、着地点が見え辛くなってくる。

それに比べればたかが原稿用紙1枚なんて大したことはない。文学的に情報量を高くする必要があるなら一気に難易度は上がるが、今回求められているのは自己紹介程度の内容なので通り一遍の内容で十分だろう。
思い返してみれば大学入試で必要な英作文も、東大京大クラスでなければ、求められる内容はその程度だった気がする。語彙と基本的な文法さえ身に着けておけば怖くない、という英語教師の話は正しかったんだ、と今更ながら実感する。今受験生の人も、所詮今求められる内容なんて「This is a pen」に毛が生えた程度の内容なんだ、ということを理解しておけば、心理的にも大分楽になるんじゃないか、と思う。

ただ、来年にはそれでは済まなくなってくるんだろうな。

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2008.11.22 | Comments(0) | Trackback(0) | 日々のつれづれ

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