何故か目が腫れてきた
今月のアニメージュが濃い。
まず(表紙では目立たないけど)目玉なのが磯光雄ロングインタビューと今までの仕事の回想+一緒に仕事したスタッフのコメント。
インタビュー中で、嫌われると思っていたイサコが割と視聴者に受け入れられた、というくだりでの
「ツンデレという枠組みを使うことで、この種の性格の人との関係を考えやすくなるんじゃないか」
「ツンデレという言葉はオタク文化の一つの収穫なんじゃないかと思いました(笑い)」
は個人的大ヒット。
「この人に話を聞きたい」今月は化猫・モノノ怪の中村健治。
経歴分からずいきなり出てきた人、ってイメージあったけど、こんなにギリギリからの業界スタートだとは。こういうバイタリティは見習いたいところ。
しかしそのやる気すらも失いかけたソウルテイカーでは何があったんだろうか。
テーマが電脳コイルなのでフリースペースの選者は井上俊之!
これはもう本当に、二度と見られないので希少価値高いですよ。
キャラクターの描き方とかも結構遊んでるし、ホント良い人なんだなあ。
「『コイル』のキャラクターの感情表現はプロでも難しい」
と語りつつそれぞれの絵へのコメントにさりげなく
「ぜひスタッフに!」
「原画スタッフに欲しかったなあ」
制作現場はどれだけ修羅場だったのか。
地味にスカイクロラの押井守インタビューとポニョの記者会見のレポートもあるし、キャラデザ紹介が俗・絶望先生だったり、久しぶりに地に足の着いた充実振りでした。うーん良い買い物をした。
そういや今更ですがベサメムーチョな劇場作品が発表になりました。
思ったよりも発表早かったですね。春ぐらいになると思ってたんですが。
というか2008年中に公開されるんでしょうか(笑
らいかんすろうぷさんと話してて一致した意見が
ぜってー売れねぇ!
というもので。
だってオリジナルタイトルでそこまで売れ線の絵を狙わず、そのうえ「ザ☆宇宙ショー」。
このダサすぎるタイトルセンスは流石としか言いようがない。
アニプレックスだし芸能人は使いそうだけど、またマニアックな人選かもしれない。ストレンヂアで芸能人が主役張ってもそれ程影響力ないことが分かっちゃったしなあ。
とりあえずタイトルにある宇宙というのはフェイクだと想像してみる。
田舎で子供たちがひたすらはしゃぎ回って2時間過ぎる映画とか、あの面子ならいかにも作りそうだし。
テレビと劇場で作り方が変わることは無い、ってのはそういう意味なんじゃないかとか。
同時に買ったニュータイプも濃いんだけど、ちょっと尋常じゃないくらい磯インタビューのインパクトが凄かった。
ポスター見てやっぱり池田和美の絵のほうが好きだなあ、とか。
そしてそろそろ版権の原画の名前がピンと来なくなってる…
ここ数年は勢いのある若手が版権もガンガン描いてるって印象あるから、なるべくチェックしていたんだけど。
メガミマガジンとか高くて買うの止めちゃったしな。
2008.01.17 | Comments(2) | Trackback(0) | アニメ・アニメーション
