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 文学少女と月花を朶く水妖(ウンディーネ)読了。

 文学少女シリーズの6冊目にして、初の外伝。本編がかなり佳境に入っていて、あと2冊程度で終わるかな、というタイミングでの外伝なので、最初知ったときは拍子抜けした。今回のテーマは泉鏡花。本編はいつもよりビジュアル重視な感じ。いつもは文章そのものを読ませていって登場人物のドラマを表現する感じだけど、今回は映像を想起させる文章が多い。それぞれの場面が具体的な情景となって目の前に浮かんでくる。つまらなくはないんだけど、まあ良くも悪くも普通のライトノベルという感じだった。金田一かよ、とか。前作に比べるとやっぱりインパクト薄いかな。まあ前作はこれまでの色々な伏線の総決算で盛り上がってる部分もあったんだけど。

 犯人の正体も、まあまず主役3人が犯人以外の名前が出ている人物で、そこそこ犯人に足るストーリーを文学少女が想像できそうなほどに情報が出ているキャラクターが一人しかいないんだから、一択だよなあ。このシリーズは推理ものではなくて、ある事件にまつわる主役、ゲスト含めた登場人物たちのドラマと、それにたいする文学少女の「想像」による事件の文脈の新たな解釈でそのドラマがどう動き出すかを楽しむものであるから、別にとりあえずの結末が陳腐でも問題はないんだけど。むしろその石ありふれたような物語に対する新たな解釈が、それを聞いた周りの人々の心境の変化が大切なのだから。とはいうものの、確かにその後の文学少女の想像は面白かった。それをそこにそう結びつけるのか、という楽しさはあったけれど、アイデアだけでも満足できる、というほどのものではなかった。

 そう思って油断していたら、最後の最後でやられた。あれはシリーズとして読んでいる私にとってはまさにクロスカウンターという感じだ。ここまで終わりをキチンと予告するライトノベルは久々に読んだ気がする。自分が最近買ったシリーズものは、続刊がなかったことにされてるか、もしくは既に終わったのを大人買いするかのどちらかだった。最近はフルメタル・パニックとかゼロの使い魔とか終わりそうな雰囲気が出てきてほっとしているけど、狼と香辛料なんか新キャラ出てきちゃったしさ。綺麗に10巻ぐらいで終わると思ったんだけど…

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2008.02.27 | Comments(0) | Trackback(0) | 日々のつれづれ

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