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続・積み消化中

 昨日ふと図書館棚をながめてみたら「黄金の羅針盤」が返却されていたので、借りてあった「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」と合わせて再び読み直した。といっても全部で1600ページもあるので、結構流し読みではあったのだけど。

 思ったよりストーリーは頭に入っていた。一方で登場人物たちの名前はほとんど覚えていなかったが。フルネームで覚えていたのはイオレク・バーニソンだけである。ちなみにシロクマの名前だ。CMでもライラがその背に乗ってる絵が出てるけど、あれである。この世界のおいてクマは単なるクマではなく、知性をもち、金属加工を得意とする勇敢な戦士の一族である。いわゆるドワーフに近い感じだろうか。なんでこの名前を覚えていたかというと、昔読んでいたときに自分がこのクマが一番好きだったからだが、今読み直してもやっぱり格好よかった。映画ではCGだが、単なるシロクマという感じで少し残念ではある。実際に動いてみないとどうなってるか分からないが。

 で、一通り読み直して思ったのは、「黄金の羅針盤」は児童文学の範疇に入るけど、「神秘の短剣」以降はぎりぎりそのラインを越えるんじゃないか、ということ。たとえて言うなら、「黄金の羅針盤」は全国枠で日曜朝9時から全50話で放映できるけど、「神秘の短剣」はWOWOWノンスクランブル枠で全26話放映、「琥珀の望遠鏡」が土曜夜27時からUHF系6局ネットか、もしくMBS夕方枠で2クール+2クールの全50話放映。という感じか。もちろん後者は第一期は全国10局ネット、第二期は全国26局ネットである。そういえばガンダム002期はギアスと逆に10局ネットに格下げされ、その代わりにマクロス2期が全国枠になるんじゃないかと踏んでるんだけど、どうだろうか。

 ともかく、そんな感じでした。私は昔読んだものを今読み返してもあまり印象が変わらないタイプなんだけど、今回もあまり変わらなかった。だって「この人はどんな人?」
「人殺しだ」「なら大丈夫。人殺しなら信用できる」って児童文学のヒロインがいう台詞じゃないよ!

 分量はラノベ読みからすればかなり多いと思う。(京極堂とか都市シリーズとか読んでる人は別だろうけど)でも内容はハリポタよかはるかに馴染めやすいと思うので、もっと読まれて欲しいなあ。

 そういえば今月はいろいろ新刊が出てる。というかフルメタ最新刊が!買わなきゃ!

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2008.02.28 | Comments(0) | Trackback(0) | 日々のつれづれ

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