ハリーポッターの壮絶なネタバレがあります
ネタバレ注意
原作者であるローリングによれば、ダンブルドアはゲイらしい。
しかし7巻に書かれたグリンデルバルドに対するダンブルドアの思いは、単なる恋愛感情というには色々な思いが込められすぎているように感じた。もちろんローリング自身もその複雑さに関してはいくらか言及しているようだし、そもそもダンブルドアの複雑な心理状態については7巻中に大量に書かれているので実際に読めばそれで良いのだが、こういうインタビュー中で説明する時にそれをゲイと一言で言い表すんだ、ということに驚いた。人と人との繋がり、キャラクターの感情表現について途方も無い蓄積を持つ日本ならば、たとえジョークだとしても少なくとも原作者自らがこういう単純な表現を行うことはないだろう。実際の描写より簡素になるとしても、もう少し言葉を選ぶんじゃないかと思う。そう色々考えてしまうのは他人との関係性をいつも重要視する日本人特有の感性なのかもしれない。
2009.07.27 | Comments(0) | Trackback(0) | 日々のつれづれ
