俺妹8話感想
率直な印象としては脚本は面白いのに演出がイマイチな感じ。
良くも悪くもアニメ制作側に寄りすぎ。個人的には黒猫の心情をもっと汲んであげてほしかった。
ただこの改変の時点で黒猫の嫉妬心を描くのは難易度高くなってるのはわかる。ただゲストキャラでしかない脚本家の葛藤を追うよりは黒猫の葛藤をもっと見たかった、というのが原作ファンとしての感想。
細かいネタについて。
最初のソードアートオンラインのパロディから笑った。てかやっぱ描いたの本人か!w
フェイトさんOPからネタバレ!?とか思ったら話から違うしw てか「謎の女子中学生」てフェイトさんの案なのか…企画頓挫して空いたスタジオに無理やり企画ねじ込む手腕とか見てもアニメのフェイトさんはかなりやり手の編集者だなー。そして手をひらひらする仕草可愛い。
バックに流されてるのが噂のAICオリジナルの没?企画か…色々いたたまれない気持ちになる。しかしなんでカフェでアニメ流してるのかと思ったらメイド喫茶が『ジャスティーン』フェアやってるのか。店員さんコスプレしてる。
「かっこいい…」て初めてデレる黒猫がとても可愛いのだけれど、ここで微笑んじゃってるし原作黒猫の複雑な心情は脚本から突っ込んだ描写は避ける予定だったんかなあ。
スタッフの名刺。名字の頭と名前のお尻に漢数字が。それも左から1234となってる。
没った企画、監督と脚本家だけ残ってキャラデは降りたんだ…
制作側の端にいる2人はプロデューサーだと思うけど、どちらが製作Pで制作Pなんだろ。
全話のプロット書いてくる、キャラデザ等スタッフやキャストの候補を出す、内容や売り方のアイデアを出す……全てどこかで聞いたことある話w
まああれを会議の初っぱなからやれば引かれるのは当然だろうけど、でもバクマンの「スタジオの収録中に来た声優を原作者権限で降板させ連れ出す」の方がずっとヒドいだと思う。
「監督さんて『もえシス』やってましたよね!?」で監督のする微妙な表情がとても気になる。「『もえシス』はあまり気乗りしない作品だったけど好きだっていってくれる人がいるなら作ったかいはあるかな」とかそんな妄想したり。
向かって右側の人が制作Pぽいな。
「読まさせていただきます」って日本語変じゃね?
5ヶ月後放映てスケジュール無さ過ぎw 5ヶ月後に7月てことは2月か。マフラーもショールも無いのに違和感感じるのは俺が北国にいるからか。
帰宅した桐乃がドアにぶつかる辺り。桐乃脚長っ!原作の徹夜連続の描写が無いから、体調崩すのが少し唐突気味。しかしジャスティーンみたい…
そしてここに来て真打ちキムタカさん登場!しかし今更気付いたけど全部本当に原作で使ってた妹ゲーのタイトルだw
いつにも増してイラつく京介。自分から動くことが初めてなこともあるせいか「俺がなんとかしてやんなきゃならないんだろ!?」って驕りを少し感じる。
会議2回目。
ユーザーって言葉を使うしやっぱ左側が製作Pか。「判断は監督に任せます」て事なかれ主義な感じが笑えるけど、実際の発言力は難しいんだろうなあ。
「それ言っちゃいけない」この視聴者向けフォロー入れてるのはさすが。そしてその後もこのPは渋い表情してる。
この製作Pはわりと若い人なのかな。脚本家のポジショントークに疑問も抱かず頷くあたり見ると。
「自分なりにアイデアは出したつもりですが、お気に召さないのなら降ろして貰って結構です」どこかで聞いたことあるセリフだわ…「偉そうなコト言ってるけど、つまりは発想が貧困だから自分の得意分野に引き込もうとしてるだけじゃない」ははははは。
妹都市はどれだけ売れたんだろ。数万部くらい?
女子中学生原作アニメの会議で女子中学生に言い負かされるアニメスタッフの図。あのダメダメな原作フェイトさん1人だとまだ普通に読めるけど、あそこまで来るとホント情けない感じがするなw
語り出す京介のアップの口元、特に唇の描き方が気になった。ちょっと電脳コイルぽい。
黒猫の最後の「うらやましい」っていいな。好きって気持ち以前に「お兄ちゃんっていいな」て気持ちがあるんだろうな。お姉ちゃんだし。
ラストの桐乃、爪の色ピンクだな。クリスマスデートのときもピンクだったし、やっぱ勝負カラーなのかな?最後の人生相談だし。
ジャスティーン観るために三回目。ようやく足立慎吾さんらがクレジットされていた「劇中イラスト」らしきものを制作スタジオに入るシーンで発見。何が描いてあるのかほとんど判らないけど。
2010.12.15 | Comments(0) | Trackback(0) | 覚え書きいろいろ
