まどか☆マギカ最終話(ネタバレあり)
まどか☆マギカ最終話のネタバレあり!
まどかの願いが魔法少女を救いたいというのは予想通りだったけど
現在のみならず過去も未来も全ての魔法少女を救うものとは思わなかった。
それはそれで綺麗だし、魔法少女の物語として美しく感じた。
けどそのまどかの行き着く先で、いつものニトロプラスっぽい厨二的展開、
スケールの大きさでハッタリをかます形になるだけかなのかと、一瞬斜に構えた。
そういう少年漫画っぽいマッシヴさな主張を軽々と超えるぐらい
繊細で、壮大なビジュアルに圧倒されてしまった。
ハートキャッチプリキュアの最終回も似たようなものを感じたけど
それよりもさらに繊細さ、リリカルさに溢れていたように思う。
最後、魔女はいなくなったけど魔法少女は存在しつづけるという終わり方もとても良かった。
キュゥべえもまさかあんな立ち位置に収まるなんて全く想像つかなかった。
まどかの願いは全ての魔法少女を正しくあるべき姿に戻した。
魔法少女は夢と希望のために戦う。絶望なんて振りまかない。
このアニメは確かに、戦う魔法少女というものへの1つの答えを見せてくれた。
そして映像が素晴らしいアニメ、物語、ドラマが素晴らしいアニメどちらもあるけれども
両方がその頂点で交差するアニメは本当に貴重だと思う。
良いアニメに出会えたことに感謝を。
そしてこの作品に関わった全てのスタッフの方々、お疲れさまでした。
2011.04.22 | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ・アニメーション
