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まだ糸電話は必要みたいです

今日は毎年恒例のノーベル賞記念講演があった。
これはその年にノーベル賞に選ばれた研究について、物理学科主催の元で内容にに詳しい人が研究内容の説明をするというもの。もちろん物理学科なので物理賞の講演なんだけど、今年の賞についてはこの講演のチラシを見るまで何も知らなかった。ここ数年の賞は自分でも耳にしたことのある内容ばかりだったのに。

今年の講演は巨大磁気抵抗効果(GMR)というもの。正直名前を聞いてもピンと来なかったんけど、HDDの大容量化に貢献していると聞くとノーベル賞に選ばれたことも納得。

講演をしたのは工学部の人。この人は社会基盤工学、つまり土木系の人なんだけど、何でこんな物質作成の分野に詳しいのかその時は分からなかった。今考えればおそらく土木用の材料作成をしているってことなんだろうな。

その人の話と、今ちょっとググって見つけたページを読んだ限りで磁気抵抗効果というの物凄く大雑把にまとめてしまうと、物質に磁場をかけるとスピンが変化することで電子の流れ方が変わる、すなわち電気抵抗率が変化する現象の事を言うらしい。でその物質に特殊なものを選ぶとその効果が巨大になると。

HDDの磁気ヘッダという情報を読み取る部分にその物質を使って、抵抗を磁場で制御しながら変化させて情報を読み取るらしい。

個人的には現象そのものについてだけでなく、先生が専門とする物質作成についての話が興味深かった。東北なんかと違って、ウチの物理学科はそういうことをしていないので。

電気溶解や化学反応といったのが普通の物質作成手段なのだけど、こういう特殊な物質は結晶構造を一から作り直していて、そんな単純な手段では作れないそうだ。幾つか手段はあるが、この物質の場合は合成する物質を気体にして、真空中で壁に蒸着させて生成するらしい。ノーベル賞を獲った物質は鉄と銅の合金らしいので、それらが気化してることを考えれば余程特殊な環境でないと作れないんだろう。お金もかかりそうだ。

傍から聞いていると面白そうな話なんだけど、自分でやることになったら大変だろうな。資金も勉強も必要な上、他との競争もものすごく激しそうだし。

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2007.11.09 | Comments(0) | Trackback(0) | 日々のつれづれ

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